看護師


病院のマップを作ろうと思い、というよりは、昔 counter-strike:source 用に作った病院のマップを half-life 2用に作り替えようと思って、医者は Kleiner でいけるとして看護師のモデルも作ろうかと思い立ち、昨日からこつこつ作っている。

最近ウェイトマップはいつも壊れている。 思うに、もともとのウェイトマップで重み付けがされてないポイントというのがあって、そこが適当に補完されて、でたらめな重み付けがされているのが原因なのではなかろうか。 そしてそのでたらめに入っている重みというのはたいてい1種類か2種類程度なので、 そのおかしな重みを見つけ出して速やかに消去する。

softimage の weight map editor は重みが0になるように消去できない仕様なので、別の本来そこにあるべき重みを塗ってやらなきゃならないのだが、そういうのはたいてい入り組んだ中のほうのポリゴン、たとえば口の中とか襟の中のようなところにあるので、面倒だ。 weight map 塗る作業もずっとやってることなのでだいぶ慣れてきた。 トータルで一番時間がかかるのはやっぱテクスチャを塗る作業なのだ。

スカートというのは、実に難しい。 スカートはそれ自体にボーンを入れないとうまく制御できないのだが、 そんなモデルは source sdk にはたぶんない。 おなじような理由で髪の毛を長くするのもボーンを入れないと難しいが、そんなモデルはない。 髪が短くてジャージ着てるようなのが一番楽なのだ。

いろいろためしたが結局ダメであり、一番良い方法はスカートの中をがらんどうにして腰は作らない、 足は腰の付け根までしか作らない、スカートは板ポリにしてしまう、 などとやるしかない。 さもなければスカートにボーンを仕込むかだ。 別にスカートの中をのぞき込むような状況がない (たまたまそういう状況があってもきにしない) 場合はスカートは作ってもその内部は作らないようにすればOKだ。

これは看護師ですといってもたいてい看護師は普通の白い服を着ているだけなので、 頭に看護師ですよという頭巾をつけないとさまにならない。 あと胸に医療用の携帯電話とか体温計とかペンなどを挿して、名札を付けている。 しかし、帽子のようなものをかぶせるとどういうわけか飲食店のバイトの制服にみえてしまう。 或いはテニスかゴルフの選手か。

顔は、とにかく陰影を消してフラットにすると日本人風の顔になる。 眉間や鼻梁など凹凸感を思い切り良くなくせばよい。 眉毛もざっくりまず消して上から描き直すことだ。 そんな顔のテクスチャはお多福そっくりだ。 今も昔も日本人の美人顔というのはお多福なのではなかろうか。

ま、ともかく、顔の彫りの深さというのはモデルをいくらいじってもそんなには変わらない。 テクスチャをいじれば劇的に変わる。

テクスチャをつるつるにしてしまうとリアリティが失われるからさらに細かな描き込みをしなくてはならない。無限に時間がかかる。

それから、source sdk には生足生腕の女性のモデルなど無いから、 ズボンとか服の袖のぶんの太さを削って肌のテクスチャをかかなくてはならない。 このときどうしても細くするのが面倒だから、筋骨隆々な女子になってしまいがちだ。 気をつけるべきことだ。