電飾職人

久しぶりの更新なのでまるで自分のブログではないようだ。

ある非常勤講師の方と話をして思ったのだが、 確かにCGやアニメはお金にならない。 その上大手資本に組み込まれる。 雇われるのがいやなら同人で食うしかないがかなり厳しい。 作家になるのも同じだ。 出版業界という大資本の歯車に組み込まれるだけ。 KDPで出版したところで大して売れはしない。

それに比べると電飾や内装照明などは個人経営の社長さんでいられるし、 そこそこもうかる。 包丁一本さらしにまいて日本中渡り歩ける。

メディアアート作るのやめて今はCG教えてるが確かにいくらCGうまくても、 その先にはものすごく過酷な労働環境が待っている。 ジブリが事実上経営破綻したわけだが、アニメーターも悲惨だ。

それに比べれば電気技師になって特注の一品もののインテリア照明なんか作る職人さんになった方がましかもしれん。 そんなの電気技師の資格とった工学部卒のエンジニアがなりゃいいじゃないかとも思うのだが、 どういうわけか工学部にいくような学生は個人で工務店みたいな会社やろうという人は少ない。 大手電機メーカーとかに入りたがるわけですよ。 デザインやアートの素養もない。

そうすると芸術学部で電子工作とか教えて電気技師の資格とらせて、 就職はできなくていいからいきなりフリーランスのメディアアーティスト兼電飾職人育てた方が、 学生の満足度は高いのではないか、 なまじCGなんか教えるのは学生を不幸にするだけじゃないか、 なんて思えてくるのだ。 メディアアーティストという仕事がも少し社会的なステータスをもった方が良い。 まずは、私自身が電気技師の資格をとるべきかもしれん。