鼻のエッジとか。


これは、色は少し変えたけど形状はそのまんまオリジナルなやつなのだが、 鼻にはほとんどまったく輪郭ができてない。 上からみたとき、若干できるくらい。


今度は、鼻にエッジを出してみた例。 しかし、このエッジは強すぎて制御が難しい。 場合によっては望ましいが、場合によってはぶさいくにみえる。 うまく制御するにはかなりポリゴンを細かくしなきゃならなかったりとか、一手間かける必要があろう。 鼻やまぶたの輪郭は、従って、トゥーンシェードするときは、メッシュで凹凸を付けるのではなく、 テクスチャで描いた方が無難だ、ということになるだろう。 それは日本のアニメ的なものの場合だけに問題となることかもしれんが。 無駄なエッジが出ないようにわざとのぺっと作ってあるんだと思うよ。 アップルシード辺りからすでにそういうことはいろいろ考えられてきたんだと思うけど、 ゲームや、或いはこうやって手作業でアングルをいじるようなインタラクティブなCGの場合には、 トゥーンシェーディングにもそれ独特の配慮が必要だということだろう。

Half-Life2なんかの場合はそもそもトゥーンじゃないから、あんまその辺関係ないんだよね。


でこちらは鼻のエッジを目立たせなかった例。 トゥーンシェーディングの場合には目やまつげの縁など、輪郭線と同じくらい強く線を書き込む必要があるだろう。 そうしないと、なんとなく目だけぼやけた感じになってしまう。

そういう細かいチューニングをしようと思うと結局 3dsmax か maya で最初から全部やっちまった方が良い、 ということになってしまうのかもしれん。


口を開けると、歯がないから不自然に感じるんだろうなあ。 私としては口は動かなくていいから、目玉は動いてほしいんだよな。

いろいろ考え出すときりがないな。