Julius for SAPI

ゼミ生がなかなかおもしろいものを教えてくれた。 Julius for SAPIというのはつまりWindows標準の音声認識エンジンSAPIの代わりにJuliusを使えるということだな。 しかしJuliusは現在も開発途上なのにJulius for SAPIの開発は2004年に止まってしまっている。 最新のJuliusをおっかけながらSAPIでも使えるようにするにはどうすりゃ良いんだろう。 ま、とりあえずJulius for SAPIを標準SAPIの代わりに使ってみてlip synchでうまくいくかどうかやってみるしかないわな。 最新版を追っかける必要がないから止まってるのかもしれんし、 割と簡単に最新版を取り込めるのかもしれんし。

うーんと。 source sdkのchoreographyのphoneme editorで右クリックすると、 change speesh APIというのが出てくるが選択肢がmicrosoft speech apiしか出てこない。 どうも現在のバージョンのSDKではSAPI5.1しか使えないようだ。 だが、 おそらくは、 phonemeextractor.dllというものを入れ替えれば良く、 これはModを作ったときにsrc/utilsの中にphonemeextractor-2005.vcprojなんとかというソースが付いてくるから、 ここをちょこちょこっといじればビルドできるらしい。 うーむ。 ちとプロジェクトを開いてみたが、 読み込めないヘッダーファイルなどあるし、 無理かなあ。 遠い未来のSource SDKに期待するかな。

オンラインゲームを開発する機会に満ちあふれているのになぜいまさらシングルプレイヤーのゲームを作らねばならないのか。 まあ、そうかもしれんなあと思った。